ケイとユリは、うちに来た時からピアノの音に結構反応するタイプだった。
ケイは当時、ピアノの低音のラの音が鳴ると、背中が波打ったりするので、こっちもびっくり本人もびっくり、みたいな感じ。そして走り回るので、ユリもつられてピクピクする、と言った感じだった。
でも、それ以外は特に深刻さも感じられなかったので、そのまま暮らしてた。
ユリがてんかん?知覚過敏?を発症するまで。
でも、やっぱりピアノの音もユリの発作を引き起こしている気がして、検証してみた。
↓ その結果
・・・・・
やはり、というか、やっぱりピアノの音でピクピク発作が起こってる事が判明。
ピアノの音で、落ち着きが無くなってピクピク、ナメナメ。
術後服の神通力も及ばず。。。
当時のピアノはアップライトだったが、後ろの響板や敷板など、減音するような器具を取り付けていたので、今度は逆に音が聞こえにくくなっていた。んで、アップライトの上のフタを少しだけ開くようにして、弾いている自分に音が直接届くように細工をしていた。いわゆる、トーンエスケープとかトーンスプレッダーという機構と同じ。
だもんで、外に向けては音量が小さくなっていたのだが、家の中に向けては少し音量があった。でも、ユリがピクピクするので、ピアノを完全に密封することに・・・・
そして、ピアノを弾く時にはケイとユリのお二人に、二階へ行っていただくことにして、当面様子を見ることに。。
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