ユリ、セカンドオピニオンのため受診

猫ダーティペア

早速、新しい方の動物病院にユリを連れて行った。

当初の話通り、他に病気も見当たらないし、確定診断ではないが、てんかんと言うことで治療を継続するしかない、との事。コンセーブを飲み始めたばかりだし、血中濃度が安定していくまでに1か月くらいはかかるらしいので、このまま様子を見ていくことにした。

説明も丁寧で、色々疑問にも反応してくれるし、明細も貰える(当たり前だけど)ので、かかりつけ医を、この動物病院に変更することにした。

コンセーブは、血中濃度を維持することが肝心なため、一日2回、薬を飲ませ続けなければならない。薬を飲ませてから数時間後にピークが来て、その後、血中濃度が下がっていくから、いつもだいたい同じ時間くらいに薬を飲ませるように気を付けることが必要らしい。もし、勝手に薬を飲ませなかったり、薬と薬の間が大きく開いたりすると、結果的に血中濃度が乱高下してしまって、発作の閾値がさがり、発作の頻度が悪化する可能性もあるので、勝手に減薬したり薬を止めたりはしないで、と注意があった。

こんな大変な薬なのだと、前の動物病院では一切説明が無かった。とりあえず薬飲んで、的な感じで何かも分からない状態の薬が出ただけ。でも始めてしまったからには、少なくとも薬が効かないか、他の可能性が考えられるようになるまでは続けなければならない。。。

症状的には、いわゆる「てんかん」という感じでも無いかも知れない、発作も全身ではなく部分的だし、持続時間も長いわけでもなく、気絶したりする訳でもないので、チック症とか知覚過敏とか、そういう可能性が高いが、いずれにしても治療法と薬自体は、てんかん治療と変わらないとの事らしく、しばらくはこのまま投薬を継続する方針。もし、減薬や中止するにしても、年単位で考えないとならないらしい。

薬を飲み始めて2週間くらい過ぎ、効いてるのか効いてないのか、良くは分からなかった。サプリも飲ませているし、家の中の音を減らしたり、ご飯を変えたり、可愛がる時間を増やしたりなど、他にもできることは全部始めていたので、実際、何が効いてるのかもわからない状態ではあったが、着実にユリの発作が減ってきていたので、手探り状態ながらも、現状維持を目標に暮らしていくことにした。

とにかく音に反応することが多いので、呼び鈴の音量を下げたり、テレビの音でピクピク始まったら直ぐにテレビを消したり、携帯の着信音も静かなものに変えて音量しぼったり、空気清浄機を入れ替えたり、ホワイトノイズを発生させる機械を導入してみたり、考えつくことはすべて行った。

そして、音に反応すると言うことは、逆に言えば音で良くも悪くもなるかも知れないと思って、猫のCD買ってみたり、ソルフェジオ周波数とかいう怪しげなCD買ってみたり、水琴窟のCDとか、グレゴリアンチャントのCDとか、音楽療法的なものも色々試した。

でも、音楽療法に関しては、ユリはまあまあ落ち着いてるんだけど、ケイの方がピクピクしてしまうので、現在は行ってない。

そのうち、ピクピクしだしたら、抱っこしたりナデナデしたりすると落ち着くと言うことに気が付いて、もしかしたら体を何かに包まれている状態だとピクピク減るかも?と考えた結果、術後服を着せてみることにした。

そうしたら、ピクピクの頻度が激減!
術後服には術後服のストレスがあって、ひっきりなしに齧りまくって服がボロボロになってしまうのだけど、それでもピクピクよりはマシ。しばらく術後服を着せ続けることにした。人間でもそうだけど、神経症状とかは、起これば起こるほど癖になってしまって、もっと過敏になるものだと思う。少しでも、何事も無い時間を増やしていって、何事もない時間が長くなっていけば、きっと落ち着くはず、と信じて。。

↓ 術後服を着ていたら、落ち着いた時間が多くなって元気に遊ぶようになったユリ

20190917歯ブラシで遊ぶユリ

でも、服の消耗が激しいので、あと何着も買い足す羽目に・・・

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