猫の投薬って・・・・大変

猫ダーティペア

ユリのピクピク発作が大々的に発症する三か月前、2019年の6月くらいに、ユリに石ができてしまって治療をしてた。

生まれた時から一緒にいるケイとユリなので、ご飯もトイレも水も、それぞれ専用に分けることもできず、どっちがどのくらい食べたのか出したのかも確認のしようも無い。うちに来る前、保護してくれていたNPOさんの所では、ご飯はずっと出しっぱなし、ご飯そのものもカリカリ一種類のみ与えていたとのことで、何度もトライはしたが、もうどうにも修正ができなかった。

当時トイレは一応二か所用意してたけど、普段の掃除の時には特に気づくようなこともなく、たまたま休みの日に、なんかユリが何回もトイレに行くな・・・と思っていたら、トイレに血尿らしきものが発見されて、慌てて当時かかりつけだった病院に連れていくと、石ができてた感じ。

食事療法と投薬で治療することになったのだが、まず、飲み薬を飲んでくれず。。病院でもやってもらったが、ちょっと大変ということで、飲み薬から注射へ変更と言うことに。石自体は2か月かかって綺麗に完治したのだが、再発防止のため、環境は変えなくてはならなかった。

トイレは4か所に増やし、水も、キッチンの洗い桶で飲むのを解禁し(そのために、洗い桶の中の水を頻繁に取り換えなければならなくなった)、システムトイレメインだったのを、二人ともがお気に入りの砂タイプメインにし、システムトイレのシートは毎日交換して尿のチェックができるようにした。そして、薬を飲ませるのは至難の業、これで病気したら大変! 少しずつ薬を飲ませる練習もしとかないと、という事実も確認するという結果で、とりあえず幕引きされるはずだった。

なのに、石が消えてから1か月後、ユリのてんかんピクピクが発症してしまった。

石ができたせいで、維持食をどうするかという問題がでてきて、ご飯を色々試すことになっていたので、病院からも何種類か、サンプルをもらっていた。その中の一つのご飯を初めてあげてみた、ちょうどその日、ユリのピクピクが発症したのだ。関係ないかも知れないが、食べ物も影響しているかも知れない。

てんかん薬のコンセーブは、一日2回飲ませなければならなくなった。最初はそのまま口に入れていたけど、以前も書いた通り、泡噴いてよだれとともに出すようになってしまい、途方に暮れた。粉にして「ちゅーる」に混ぜてみたり、投薬ゼリーや投薬カプセル、動物用オブラート、投薬ガン、かなり色々試したが、どれも思わしくなかった。

最終的には、投薬用トリーツ、ピルポケットで落ち着いた。そのままトリーツに包んでも食べてくれないので、包んだ後、喉の奥側に落として強制的に投薬するのだが、市販のアメリカトリーツはサイズがでかすぎて、うまく呑み込めない。くちゃくちゃやってるうちに、ペッと出してしまう。なので、トリーツを三等分し、それを一回分として使う事にした。小さくなったからか、ユリをひっくり返して口をあけ、トリーツに包んだ薬を奥に落として、すかさず口を閉じ、あごをナデナデすると、ちゃんと飲んでくれるようになった。

ご飯は、ピクピクするご飯と、そうでないご飯があることがわかり、本当は違うメーカーのものに変えたかったが、現在は仕方なくロイヤルカナンを使っている。そして、一食分ずつ真空パックにして、常にフレッシュな状態を心掛けている。関係ないかも知れないが、酸化したご飯もピクピクに悪影響かも知れないので。。。トリーツを三等分する時も、食品用手袋をはめ、ピンセットとペティナイフでトリーツを三等分し、袋に小分けにした後アルミホイルで光を遮断して、さらにチルドルームで保管することにした。

手間暇が半端ない。。。
が、何が効果を現したのか、気休めとも思える様々な事の集大成が功を奏したのか、ユリのピクピクが徐々に治まってきて、術後服も着せなくても落ち着いた日が増えてきた。ピクピクはするが、時間も短く、まる一日、一度もピクピクを見かけない日も出てくるようになった。

取り敢えず、この状態を維持できれば・・・・

20200216キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンで遊ぶ二人

コメント

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました