ピアノの先生選び~大人の再開ピアノ その1

ピアノレッスン備忘録

ピアノを習うのを辞めてから約20年くらい経ち、一念発起してピアノのレッスンを再開しようと決めた。それまでの20年間は、下手すると一年間ピアノを触らない時もあったくらい、本当に嗜む程度。ピアノのレベルとしては、ツェルニー30番を終了してレッスンを辞めた後、自分でツェルニー40番を半分くらいダラダラやったり、ショパンのワルツとか、その程度で。

さて、ピアノ再開にあたってネットでご近所のピアノ教室を物色するも、そもそも成人男性お断り!のところばかり。そんなこと、一度も考えたこと無かったけど、このご時世なら無理からぬこと。世の中にも似たような男性がいるらしく、ネット上でも成人男性がピアノを習うのは難しいとの情報がチラホラ。大昔に習っていた先生に再度習うのは物理的に無理なので、仕方なく、隣の隣の市の男性ピアノ教師に習うことになった。

その先生は、音大の大学院まで出て、ピアニスト兼作曲家としても活動しているらしい。車で一時間かけて着く先生宅には、広い部屋にグランドピアノが2台並んでいる、本気仕様のピアノ室があった。先生と相談の末、レッスンはツェルニー40番を最初からと今井版ソナチネをやることに。

そもそも自分の希望としては、ピアノを中途半端にやめたので、何かやり残したような片付かないような、喉の奥にずっと棘がささっているような、そんな感覚があったから、ただそれを解消したいだけ。憧れの曲も弾きたい曲も無く、ツェルニーを50番まで終了したら、大手を振って「ピアノが弾けます!」と言って良いのではないか?と・・・・なんとなくそんな風に思っていたから、ツェルニー以外はやりたくないと言ったけど、ほぼ強制的にソナチネもやることに。。先生曰く「ツェルニーは古典派の勉強だから、古典派の曲を弾かないと意味がない」んだそう。

そんなこんなで、20年振りのピアノレッスンは再開した・・・

つづく

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