バイエル95番

第三ステージ

ではバイエル95番へ進みます。ここではあまり新しい事は 出てきません。さっさと済ませます。

95番はハ長調、8分の3拍子になっています。右手旋律は6度の 和音進行で構成されています。スタッカートになってしまわないように メロディーが繋がって聞こえるように演奏します。

左手伴奏はベース となる音の進行というパターンですが、一箇所だけ、新しい技術が出て 来ます。中間部の小節線が二重線になっているところから数えて7小節 目です。4の指を保持したままフレーズとなる音を弾かなければなりません。 4の指を押さえながら3の指を動かすのはとても難しいですが、押さえている 4の指には必要以上の力をいれず、他の指に集中するようにします。 しかし、4の指がおざなりになって次小節の頭・2の指の音を弾いたときに、 音が切れてしまってもいけません。きちんとのばしておくように気をつけ ます。

また、2の指の音を弾くときには3の指の音も残ってしまいがちです。 3の指はきちんと鍵盤から離します。ここの部分だけ取り出して何度も練習してください。 左手は、右手には無いスラーや、休符がたくさんあります。これは忘れずに 反映させるように心がけましょう。

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